白熊について

白熊の歴史や作り方についてご紹介します。

一般的に「白熊」とは、削りたての氷に練乳をかけ、フルーツや豆類を盛り付けたかき氷の事を言います。鹿児島を中心に、今や南九州の夏の風物詩として、多くの人に知って頂けるようになりました。

このページでは、天文館むじゃきの白熊の事をより一層知って頂くために、その特徴などを掲載していますので、ぜひご覧下さい。

白熊の歴史

初期の白熊

初期の白熊

戦後間もない昭和22年、弊社創始者”久保 武”によって考案され、昭和24年に販売を開始いたしました。
当時は、白蜜、赤蜜をかけたみぞれ、蜜かけのようなシンプルなかき氷でした。
イチゴにミルクをかけてみるとおいしかった事にヒントを得て、氷に練乳をかけてみました。
しかし、それでは甘すぎるので、改良を重ね、独特のさっぱりとしたミルクに仕上げました。
また、彩りを加えるために、洋菓子の感覚で中にさいころ形の果物や、十六寸(トロクスン)豆を入れ、外側に、アンゼリカ、チェリー、レーズンをトッピングし、 現在の『白熊』のベースとなりました。

上から見ると、チェリー、アンゼリカ、干しぶどうの配置が動物の白熊の表情に似ていることからその名前が付きました。

天文館むじゃき本店では、毎年6月に開催される“白熊誕生祭”にて、その当時の白熊を再現し、皆様にご高評頂いています。この時期に鹿児島にお越しの際には、ぜひご賞味ください。

考案当時の白熊宣伝カー

考案当時の白熊宣伝カー

昭和30年代当時の店舗

昭和30年代当時の店舗

白熊の作り方

作り方:1

器の中にフルーツ類や白豆を入れる

まず器の中に、フルーツ類や白豆(十六寸豆)を入れます。 (季節などによって内容が変わる場合があります)

作り方:2

専用の氷削機で純氷を削る
純氷を器いっぱいに盛る

その器に、専用の氷削機で純氷を削り、器いっぱいになるまで盛ります。
(出来るだけきめ細かくふんわりと・・・)

作り方:3

自家製ミルクをまんべんなくかける
蜜をまんべんなくかける

秘伝の自家製ミルク、蜜を決められた分量まんべんなくかけます。 細かく削った雪の様な氷とほどよく絡み合い、口の中に入れた瞬間に融けてなくなるほど、柔らかな口触りに仕上がります。

作り方:4

色々なフルーツをトッピングして出来上がり

チェリー、レーズン、みかん、桃などいろんなフルーツをトッピングして出来上がり! これらのトッピングがほどよいアクセントとなり、さらにおいしさを引き立てます。
完成した大きさは、直径約15センチ、高さは17~18センチで、大のおとなでも全部食べきるのは至難の業です。
ひと回り小さめの“ベビー白熊”もございますので、ご安心ください。
(季節や種類によってトッピングは異なります。)

アレルゲンについて

天文館むじゃきでは、みなさまに安心してお召し上がりいただけるよう、アレルギー源の使用について本サイトに記載しております。

白熊の種類ごとに原材料が異なりますので、各白熊の詳細ぺージでご確認ください。